東京オリンピックから約1年。いくつもの競技会場が集まっていた有明地区では、オリンピック後のレガシーが少しずつ形になってきました。

　スケートボードでいくつもの金メダルが誕生した「有明アーバンスポーツパーク」は、観客席がすべて撤去され、スケートボードコースだけが残されています。東京都が1月に公表した「TOKYOスポーツレガシービジョン」では、「有明アーバンスポーツパーク」を大会のレガシーとして活かし、都市型スポーツの場に整備する計画です。
（写真上・22年6月　写真下・23年6月）

　その前段階として現在、アーバンスポーツパークに沿ってにぎわいロードと並行して通る道路の工事が進められています。有明西学園の東側から有明アリーナまでつながり、完成は23年3月の予定です。（赤い部分が工事が進められる道路）

　有明アリーナは周囲の工事がほぼ終わり、8月に再開される予定です。スポーツイベントのほか、コンサートなどにも利用されます。

　また、有明テニスの森も一般の利用が再開されており、有明コロシアムも7月から一般利用の受付が始まります。

　オリンピックを経て「スポーツの街」有明の今後が楽しみです。