毎日朝と夕に2か所のエントランスに立って居住者の皆さんを見守ってくれている警備員さん。今回のブログはブリリア有明スカイタワーに住んでいるみんなの安全を守る警備員さんはどのような仕事をしているのか。警備隊長の味田智治（あじた・ともはる）さん（47）に話を聞いてみました。

Q
　仕事の上で一番力を入れていることは
A　
　居住者さまの安全安心を第一に考えています。どうすれば安心感を与えられるかという視点から、「姿を見せる警備」を心がけています。マンション周囲の巡回や内部の巡回をすることで、居住者さまに安心感を持ってもらうことが大切だと思っています。
　また、不審者の侵入を未然に防ぐ為にも立哨や巡回する姿を見せることでスキのないマンションだということを見せていくことが重要だと考え、警備にあたっています。

Ｑ
　巡回はどのように行っているのですか
Ａ
　午前・午後・夜間と数回に分けて1日で全フロアを巡れるようスケジュールしています。また、常に同時間、同フロアの巡回にならないよう1週間を掛けて昼夜違う時間に巡回出来るように工夫しています。

Ｑ
　一番多い業務はなんですか
A
　業者さんの出入り管理が多いです。配送業者や様々な施設工事業者の出入りが1日に100～140件ほどあります。業者さんに入館証を発行する業務です。４、５年前からはネット通販の業者さんが一気に増えました。この１，2年はコロナ禍による料理の宅配業者さんが急増しています。
　初めてマンションを訪れる業者さんには入館する際のルートや決まりなどを説明しなければならないので、その業務が増えています。

Ｑ
　巡回中のエピソードを教えてください
Ａ
　玄関のドアに鍵がささったままになっているのを月に２、３件発見します。その都度お声掛けをしていますが、うっかりということは誰にでもありますので、皆さんお気を付けてください。

Ｑ
　苦労することは
Ａ
　月に数回ある警察や救急対応は緊張します。しかし、居住者さまが大変な時、急を要する時、それが私たち警備員がいる意味だと思っています。緊急時に頼りになる存在でありたいと思います。

Ｑ
　仕事のやりがいを感じる時
Ａ
　やはり、感謝の言葉をもらう時はうれしいです。緊急対応や事務対応でも「ありがとう」の言葉はうれしいものです。朝の立哨でも、居住者さまやお子さん方に「おはようございます」「行ってきます」と声をかけていただくと本当にうれしいです。それがすべての励みになります。

　居住者が寝ている深夜早朝もマンション内外を巡回しているのを見かけます。現在、味田さんを含め毎日3人の警備員さんが24時間365日切れ間なくマンションの安全を守ってくれています。