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柱型の多くを居室外に出したアウトフレーム設計や梁を上層階のバルコニー下部におさめる逆梁工法を採用。さらに通常の逆梁よりも梁をやや下げた中間梁とし、バルコニー壁が通常よりも低く抑えています。
これらにより、リビングの天井高は、約2,650mm以上。バルコニーサッシは約2,250mm以上と余裕の高さを実現。室内に陽光を呼び込む快適な居室空間となり、眼前に広がる眺望の開放感がより一層高まります。
「ブリリア有明スカイタワー」では梁を上層階のバルコニー下部におさめる逆梁工法を採用。さらに通常の逆梁よりも梁をやや下にさげる中間梁とし、バルコニー壁の高さを通常よりも低く抑えました。これによりさらに開放的な眺望を満喫できます。また逆梁工法によりハイサッシを実現し、採光面も多く確保。居室空間の開放感が一層高まります。
柱型の多くを居室外に出したアウトフレーム設計を採用。さらに梁を上層階のバルコニー下部におさめる逆梁工法により、窓面の柱型と梁型が少なくなるため、デッドスペースの少ないスクエアなすっきりした居室空間が生まれます。
リビングの天井高は、最上階の約3,300mmをはじめ、その他の階も約2,650mm以上を確保。さらにリビングのバルコニーサッシは最上階を約2,850mm、その他の階は約2,250mm以上(2Fは約2,850mm、32Fは約2,650mm)。開放感をより広げるだけでなく、感動の眺望も満喫できます。
住戸内にある梁の断面を扁平にしたことで、天井の下がりを最小限にし、フラットでゆとりある天井高を確保。梁型が少ないすっきりとした天井を実現しました。(一部住戸を除く)
建物の角に位置する窓には、コーナーサッシを設置。柱がコーナーサッシに割り込まない設計とし、より開放的な開口部を実現しました。また北面を除く角住戸のコーナーサッシにはLow-eガラスを採用。可視光線を生かして赤外線、紫外線を低減するLow-eガラスにより陽射しの強い夏場の遮熱性を高め、四季を通じて快適な居住空間を実現します。
住戸内にパイプスペースが設置される場合でも、排水管に耐火遮音カバーを巻きつけ、排水音をカット。さらにパイプスペースの壁が居室に接している場合には2枚の石膏ボードを張るなど、入念な音対策を施しています。
将来的な間取りの変更やメンテナンスに対応しやすい二重床・二重天井を採用しました。床下・天井上に十分な配管配線スペースを確保し、さらに水回りゾーンのフローリングとスラブ間を約300mmと拡大、配管・配線のメンテナンスを容易に行えるよう配慮しました。末永く快適に暮らしていただけることを目指した構造です。
外壁には、断熱、耐火性などに優れ、しかも軽量なALC(軽量気泡コンクリート)を採用。ALCはシックハウスに関わる規制(改正建築基準法)対象外の健康で安全な素材。その断熱性はコンクリートの約10倍もの性能です。また「ブリリア有明スカイタワー」では、建物の外に接する部分の断熱性能にも十分配慮しています。外気に接する壁の内側には結露を防ぐ断熱材を施し、さらに屋上など直射日光を受ける場所には、ポリスチレンフォームを使用した外断熱工法を採用しています。
室内の断熱性に配慮するために、外部に接する壁の室内側には、断熱材(発泡ウレタン)を天井および床下にまで約450mm伸ばした折り返し断熱を採用しました。これはスラブを通じて、外気温の変化が室内に伝わることを抑えるよう配慮するもので、住宅性能表示の最高等級である等級4の仕様です。
2枚のガラスの間に空気層を設け断熱性能を向上させた複層ガラスを全住戸の窓に採用。優れた断熱性に加え結露も起きにくいのが特長です。また遮音性にも十分配慮して、北東・南西・南東面の外部に面している全ての居室窓には、遮音等級T-2を採用しています(その他の窓はT-1)。
わずか136mmの壁厚で厚さ260mmのコンクリート壁に匹敵する遮音性能を持ち、200棟を超える超高層マンションに使用された実績を持つ、高性能耐火遮音壁を採用。軽量のため、建物重量を軽減し耐久性を高める効果もあります。
開口部のアルミサッシには、通常より耐候性の高い被膜を採用。またエコキュートの貯湯ユニットをバルコニーではなく共用廊下に設置するなど、塩害対策に配慮しています。
住戸内の水まわりと居室の間の壁や、主寝室と他の居室の壁の片側にはプラスターボードを二重に貼り、遮音性に配慮。プライベートな時間を大切にします。(一部タイプを除く)
地震による振動エネルギーを吸収する制震壁が建物全体にバランスよく設置され、万が一の地震でも揺れを低減する「制震構造」を採用しています。
地震エネルギーが建物に作用すると、建物の柱や壁などがそのエネルギーを負担し損傷を受けます。そこで、振動エネルギーを吸収する制震壁を建物内部に設置し、地震時のダメージを軽減するシステムが制震構造です。「ブリリア有明スカイタワー」は、この制震構造を採用。建物内部に低降伏点鋼制震壁を90ヶ所、バランス良く設置し、地震時に受けるエネルギーを吸収。建物本来の耐久性を末長く維持します。
将来的にも沈下の恐れがない、N値50以上という極めて密で硬い支持層がある地下約27mまで杭を打設。直径約1.5〜2.1m、合計164本もの杭が、建物の巨大な重量を支え安定させます。また杭と支持層が接する部分は、杭径を最大約3.6mまでスカート状に拡大する拡底杭にすることにより、支持層の一点にかかる重量を分散させ、より安定した基礎を実現しています。
※N値=所定の重りを一定の高さから落下させ、鋼管パイプを土中の定められた深さに到達させた時の回数を示した、地盤の硬さを表す数値(N値50の場合、重りを50回落下)。
杭と建物を完全に固定すると、地震時の力が杭頭(杭と建物の接点)に集中し建物基礎が損傷を受ける場合があります。そこで杭頭(杭と建物の接点)を半固定とし、地震時の損傷を抑える工法です。
東京の地盤は、主に沖積層と呼ばれる比較的やわらかい地盤と、その下に位置する硬く安定した洪積層と呼ばれる地盤から成ります。有明をはじめ臨海副都心が位置するのは、洪積層の中でも特に強固な、東京礫層。「ブリリア有明スカイタワー」は東京礫層を支持地盤としています。
あらかじめ工場で配筋・打設した鉄筋コンクリート部材を用いるプレキャスト工法。寸法誤差が少なく精度・品質の高い施工が可能です。「ブリリア有明スカイタワー」では4階以上の構造架構にプレキャスト工法を採用(一部を除く)。高精度・高品質な柱と梁を採用しています。
設計強度は日本建築学会の建築工事標準仕様書(JASS5)により、100年は大規模な補修が不要と予想されるコンクリートの耐久設計基準強度30N/mm2をクリア。最大で80N/mm2(約8,000t/m2)の荷重に耐える高強度コンクリートを採用。建物の全ての柱・梁に30N/mm2を超える強度のコンクリートを使用しています。
コンクリート打設時にセメントに多くの水を加えると、乾燥時の収縮が大きくなります。そのためひび割れが起きやすくなり、そこから侵入する水分により鉄筋に錆が発生して、耐久性を大きく損なう恐れが高まります。「ブリリア有明スカイタワー」では、コンクリートの水セメント比(セメントに対する水の配合比)を50%以下に抑え、耐久性に配慮しました。
コンクリートは空気に触れると外側から徐々に中性化するため、中性化が鉄筋に至ると錆が発生して耐久性を損ないます。そこで鉄筋を覆うコンクリートの厚さ「かぶり厚」を適切な寸法とすることで耐久性を高めます。「ブリリア有明スカイタワー」では、品確法・劣化対策の最高等級3にあたるかぶり厚を確保。屋内の柱・梁で最小かぶり厚を約30mmとしています。
●住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)・劣化対策等級3「通常想定される自然条件及び維持管理の条件下で3世代(およそ75年〜90年)まで、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策が講じられている」とされる等級
柱の鉄筋には、最大約41mmという太さの主筋を採用。さらにフープ筋には、地震時により大きな変形が生じた場合でも耐力低下が小さい、鉄筋の継ぎ目を溶接した溶接閉鎖型せん断補強筋を採用。これらの鉄筋により柱の耐震性をより向上させています。※一部高強度せん断補強筋を使用。
※上記の内容は分譲当時のパンフレットに記載されている内容を基に掲載しており、実際とは異なる場合があります。